裸婦の目触れろ、白蝮踏め

安酒と薬にどっぷり漬かってラリりながら書いてるオナニー文章です

もうすぐ

もう2年になりますね

ぼくがあなたを知ってから
あなたがいなくなってから
ぼくがここで言葉を紡ぎはじめてから

似たベクトルの人生を歩みながら
ついに1度も交わることなく
ぼくのすぐ近くでいってしまった
あなたを食いちぎった車両は
今ぼくが乗っているこの車両かもしれない

遮断機の音
倒れる端末
死しか受け入れない灰色の目

翼が生えたように、惑いなく
パステルカラーと黒髪が重力に逆らって
一瞬にして静けさが戻る元の対岸ホーム
ぼくがあなたと出会っていたら
ぼくがあの配信を見ていたのが重い鉄扉の内側でなければ
あなたが飛ぶ瞬間どんな風に動いただろう
どんな顔をしていただろう

ぼくは天国とか地獄とか信じてないけど
あなたが仮に居場所を与えられるとしたら
きっと天国にいると思う
あんなに可愛くて こっちで文字通り死ぬほど苦しんで来たのだから
もし天国で番人さんに「あなたは自分でこちらに来ましたね?困るんですよそういうの、入れるわけにはいきません」なんて言われたら
ぼくがそいつをぶん殴って、今度はそいつが門番に止められる側にしてやる

えへへ、つまんなかった?

ぼくはきっと天国へは行けないと思うから
現世を絶ったらこの勝手な「お友達ごっこ」もおしまいになる
だからそれまで何年でも、何十年でも、
ぼくが息をする限り 心臓が動く限り
7/1には毎年あなたを偲ぶことを誓います

いつかぼくが天寿を全うして、もし運よく天国にいくことになれば
変わらない姿の美しいあなたと
最期まで勇気が足りずずるずる生き延びてしまった老婆が
仲良くなれるのでしょうか
……きっとなれないよね
だからちょっとスベったハンドルネームしか知らないあなたと
唯一交われる日が7月1日

ぼくね、ブロンやめられたんだよ
最後の1瓶はなんだか棄てるのも忍びなくて
1本だけマリーゴールドを挿しています
ザリガニとか金魚とか すぐ死なせてしまうぼくが
そのマリーゴールドだけは毎日ちゃんとお世話できています

ぼく、変われたのかな
去年のこの時期ブログを書いたときより
ずっとずっといろんなことを体験してきた
そのうちの何度かでは、命すら失いかけた

だから今こうしてあたたかい気持ちであなたを偲べるのは
本当に奇跡のようなものなのです

むしろ、あれだけの重態からこんなに回復したのは
あなたが「こっちに来ちゃダメ」って突き飛ばしてくれたからなのかな、なーんて

来年も生きてこの日を迎えられるように
見守っててね
ぼくはあなたが好きだよ
話し相手くらいいつでもなるから
待っててね、ssb84t